イスタンブールにある
ドルマバフチェ宮殿(Dolmabahce sarayi)は、オスマン帝国の時代にはスルタンの居城として、またトルコ共和国になってからは大統領官邸として、歴史にその華々しい姿が刻まれている。
その豪華絢爛な宮殿で特に目を見張ったのは、大階段の手摺の支柱にクリスタルが使用されていること。中央に吊るされたバカラの巨大なシャンデリアも美しいが、それよりも手摺の美しさに心を奪われてしまった。
ドルマバフチェ宮殿と聞いて、私が真っ先に思い出すのは、このクリスタルの手摺である。




大階段の手摺の支柱がクリスタル




宮殿からボスポラス海峡を望む
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有名な
シヨン城には、行きはモントルーから遊覧船に乗って行った。船は湖上をすべるように進み、やがて、様々な映像で目にしていたとおり、レマン湖に浮いているかのように見える美しい城が近づいてきた。
城は湖岸に建っていて、岸辺から門をくぐり中に入ると、それまで抱いていたロマンティックなイメージは吹き飛んでしまった。バイロンが「シヨンの囚人」という詩を残しているように、
シヨン城はかつて幽閉の地であった。優雅な趣はなく、無骨な荒々しさが漂っていた。
帰りは、モントルーまで湖岸沿いの遊歩道を歩いた。樹々が心地良い緑陰を作り、湖の向こうにそびえるフランスアルプスや美しく咲きそろう花々が目を楽しませてくれた。ゆったり犬の散歩をする人や、気持良さそうにジョギングをしている人。私もここでなら疲れを知らず、どこまでも走ってゆけそうな気がした。

レマン湖に浮いているように見える
シヨン城






どこまでも歩いて行きたくなる心地良い遊歩道

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カンヌ近郊の小さな海辺の町である
マンドリュー・ラ・ナプール(Mandelieu-La Napoule)に魅力的な城、
ナプール城(Chateau de la Napoule)がある。20世紀初頭、アメリカ人彫刻家ヘンリー・クルーと建築家の妻マリーによって廃墟と化していた城が美しく再生された。紺碧の地中海に迫り出すテラス、ヘンリーの奇怪でユーモラスな彫刻のコレクション、マリーが手がけた庭園。城のガイドが説明をしながら案内してくれた。城の至る所に、個性的な美意識が貫かれていた。
城の主だった夫妻は、自分達が創り上げた夢の城の一角に、仲良く並んで波の音を聞きながら永遠の眠りに就いている。

紺碧の地中海に面して建つ
ナプール城(Chateau de la Napoule)

ヘンリー・クルーの奇怪でユーモラスな彫刻が施された柱





紺碧の地中海に迫り出すテラス



マリーが手がけた庭園

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フジェール(
Fougere)には、レンヌからバスで行った。朝焼けの光が紅をさす霧の中、霜に覆われて薄化粧をしたかのような白い大地を走り抜けて行く。木々も樹氷に似た白いベールを纏っていた。
やがて、忽然と城が現れた。美しく神秘的な姿であった。厚さ3mの城壁は、西ヨーロッパで一番堅牢だと言う。内部はほとんど破壊されてしまったが、かえってそれがこの城の神秘性を高めているように感じる。城は見る角度によって全く異なり、その場に立った人にしか見ることができない美しい顔を沢山持っていた。
霧に覆われ、高台からの姿は霞んでしまったが、それもまた良い眺めであった。

白い霧に霞む風景の中、城が現れた









高台から城を眺める
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怪獣
ネッシーが住んでいると言う伝説の地。それは、スコットランド地方の
インヴァネスにあるネス湖。そのほとりに
ウルクハート城はある。イギリス軍に破壊され、廃墟と化したその城には、伝説が良く似合う。
訪れた日は、鉛色の空が重く、湖は鈍い光を宿していた。普段、未確認動物(UMA)を信じない私も、神秘的な湖と
ウルクハート城の姿に、少しだけ信じたくなった。






いても不思議じゃないかも・・・

これは模型です
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ペーナ宮殿は、美しい
シントラ観光のハイライトである。
独創的なその姿は、一度見たら忘れることは出来ない。かのノイシュヴァンユタイン城を造らせたルードヴィヒ2世のいとこであるフェルディナンド2世が、ドイツから建築家を呼び寄せて造らせたと言う。様々な様式が取り入れられた城は、不思議なバランスを保っていて非常に魅力的である。
私が一番気に入ったのは、遠く大西洋まで見渡せるテラスへの、出入り口の壁から、旅人を見下ろしている半漁人の彫刻である。貝殻の上、それは奇妙なポーズで、ずっとこの城を今も見守り続けている。何故か、とても心惹かれる。写真を見ていたら、またその姿に会いに行きたくなった。



城内部は撮影禁止だがとても美しい





妙に心惹かれる半漁人の像、これも美の1つの形と言うべきか・・・


遠く大西洋まで見渡す壮大なパノラマが広がる
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