永遠の旅人  美を巡る彷徨

今までに訪れた美しい国や村、町並み、建築を中心に、美味なるもの、他あらゆる美しいと感じるものを、独断と偏見にて選び紹介します。

ホテル・バルモラル(HOTEL BALMORAL) パリ(Paris)

全16日間の旅程で、最後に立ち寄ったパリには1泊しただけであった。
凱旋門広場やシャンゼリゼのそばにある、ホテル・バルモラル(HOTEL BALMORAL)に泊まった。シャトルバスの停留所から近いので、とても便利である。私はパリを訪れる度に、毎回違うホテルを利用している。いつかお気に入りの定宿となるべくホテルを探しているのである。定宿とするからには、自分の身の丈にあっていることや、使い勝手の良さなども大切なポイントである。ホテル・バルモラルは、その立地を考えるとコストパフォーマンスは良いように感じた。が、パリにはまだまだ魅力的なホテルが沢山ある。自分にとって最適な空間探しはこれからも続く。
バルモラル6

いつ見ても美しい凱旋門の夜景
バルモラル8

シャンゼリゼの華、カフェ・フーケッツ(Fouquet's)、タルタルステーキに添えられたフレンチフライが美味
バルモラル1

ホテル・バルモラルのロビー
バルモラル2

バルモラル3

バルモラル4

バルモラル5

バスタブの広さはOK、アメニティが・・・


パリにたった1泊では、物足りなく名残り惜しい気持になるのだが、それもまた良い。慌てて見たところで、パリの美しさを捉えきることなど到底できないのだから・・・。また次に訪れる時は、どんな美しい顔を見せてくれるだろうか、それを楽しみにして花の都パリから帰国の途についた。
エールフランス夜便から眺めるヨーロッパの夜景は橙色の暖かな光が連なり、私はどこか夢見心地でそれを眺めていた。夢幻の世界から現実の世界へ、夜空を音速で駆け抜けてゆく。旅の時間を最大限有効にし、旅のロマンを感じさせてくれるエールフランス夜便が私のお気に入りである。

以上で昨年12月に行った旅の日記は終わりです。これからは、また以前のように、時系列ではなく思いつくままに書いてゆきたいと思います。

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ノートルダム大聖堂(Cathedrale Notre-Dame de Paris)  パリ(Paris)

約200年の歳月をかけて建てられ、中世建築の最高傑作として名高いノートルダム大聖堂(Cathedrale Notre-Dame de Paris)は、パリを初めて訪れる人は勿論のこと、何度も訪れている人にとっても、外せない場所である。ファサードの美しい彫刻を見上げながら中に入ると、余分な装飾をそぎ落とした静謐な空間に浮かび上がるステンドグラスの輝きに目を奪われる。左右微妙に異なる意匠の薔薇窓は特に美しい。だが、どうも、暗闇でズームすると写真の映りが良くない。このデジカメの機能を使いこなせていないためか、やはり一眼レフでないとこれが限界なのか・・・。もどかしい思いを抱きながらシャッターを切った。
大好きなガーゴイルに会うために塔の上に行こうとしたが、外に並んだ行列の長さに今回は諦めた。ノートルダム大聖堂は正面の姿も美しいが、セーヌ河の遊覧船から眺める斜め後ろの姿が、私は一番好きだ。が、これも今回は時間がなく写せなかった。パリで過ごす1日は、旅人にとってはあまりにも短すぎる・・・。
ノートルダム1

ノートルダム2

ノートルダム

ガーゴイル、次はきっと会いにいくからね
ノートルダム3

ノートルダム4

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ノートルダム7

ノートルダム8

ノートルダム9

ノートルダム10

どうしてもぶれてしまうアップの写真

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セント・シャペル(Ste-Chapelle)   パリ(Paris)

よく例えられるように、セント・シャペルSte-Chapelle)は、正に宝石箱のようだ。本当に美しいものに出会うと、私は言葉では語り尽くせない美しさに平伏して、表現するのを放棄してしまいたくなる。が、なんとか、言葉にしてみよう。
ルイ9世によって建てられたと言う小さな礼拝堂は、最高裁判所の中庭にあるため、入る時の荷物チェックがとても厳しい。そのせいか、なかなか足が向かなかった。今回は、久々の訪問であった。礼拝堂に入ると、静かな溜息を抑えることはできなかった。やはり、非常に美しい。訪れた日はどんより曇っていたが、それでもステンドグラスは色彩豊かな輝きを放っていた。ルビー、サファイア、エメラルド、タンザナイト、パライバトルマリン、アクアマリン・・・。きっと上を見上げて口を開けていたに違いない。呆然とその美しさの中に身を置き、色とりどりの光のシャワーを浴びた。
セントシャペル1

左奥の尖塔がある建築がセント・シャペルSte-Chapelle
セントシャペル2

セントシャペル3

セントシャペル4

セントシャペル5

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セントシャペル11

セントシャペル12


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パサージュ・デ・パノラマ(Passage des Panoramas)、ジュフロワ(Jouffroy)、ヴェルドー(Verdeau)  パリ

ギャルリー・ヴィヴィエンヌを抜けてしばらく北に向かって歩くと、パサージュ・デ・パノラマ(Passage des Panoramas)の入口を見つける。ここには飲食店が並び、古い佇まいが美しいカフェもある。
ここを通り抜けて、オスマン大通りを挟んですぐ向かいに、パサージュ・ジュフロワ(Passage Jouffroy)がある。ここには、雑貨好きにはたまらない可愛らしく素敵な店が軒を連ね、ロンドンのマダム・タッソーとは一味違うグレヴァン蝋人形館(Musee Grevin)がある。グレヴァン蝋人形館については、いつか改めて紹介したいと思うが、一歩間違えるとキッチュになってしまうギリギリの装飾の空間に、フランスらしい美意識の高さも垣間見えて大人も楽しむことができる。私は断然、マダム・タッソーよりこちらの方が好きだ。
通りを挟んで、パレ・ロワイヤルから始まる散歩道の終点であるパサージュ・ヴェルドー(Passage Verdeau)に至る。この散歩道を知って間もない頃は、少しパリ通になったつもりでいた。ちょっと、恥ずかしい思い出である。
パノラマ1

パサージュ・デ・パノラマを通り抜ける
パノラマ2

パノラマ3

いつかお茶をしてみたいと思いながら、いつも時間がなく通り過ぎてしまう雰囲気の良いカフェ
パノラマ4

ジュフロワ1

パサージュ・ジュフロワを通り抜ける
ジュフロワ2

ジュフロワ3

ジュフロワ4

その素敵さに、店ごと持って帰りたくなる
ジュフロワ5

ジュフロワ6

ジュフロワ7

どことなく哀愁が漂うグレヴァン蝋人形館
ジュフロワ8

ヴェルドー1

最後にパサージュ・ヴェルドーを通り抜ける
ヴェルドー2

ヴェルドー3



この近くには、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモントが共演した粋なギャング映画「ボルサリーノ」で使われたブラッスリー、シャルティエ(Chartier)がある。地元の人々がひしめく古き良き時代を彷彿とさせるブラッスリーで、気取らないフレンチを食べるのも良い。

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ギャルリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)  パリ  

ギャルリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)は、パリで最も美しいパサージュである。ここで言うパサージュとは、本来の意味の「通路」ではなく、建物の間に造られた屋根付き商店街のことである。日本にもアーケードがあるが、その美しさにおいて全く異なる。パリのパサージュは、ミラノやナポリに見られる規模の大きなものではなく、細い路地の良さを生かした造りになっている。特にギャルリー・ヴィヴィエンヌは、温室を思わせるガラス屋根と優美な彫刻、床のモザイクタイルが美術館とも言うべき空間を造り上げている。
パサージュ1

パサージュ2

イルミネーションが華を添える
パサージュ3

パサージュ4

パサージュ5

パサージュ6

パサージュ7

ゆっくり見てみたいパリらしさの漂う書店
パサージュ8



地元の人々に人気のカフェ、ア・プリオリテ(A Priori The)でランチをした。日本人もびっくりの速さで、オーダーするとすぐ熱々の料理が運ばれてきた。非日常ではない、普段着のパリを味わい満足した。パサージュ9

パサージュ10

パサージュ11

ローストチキン、マッシュポテト、サラダ、コリアンダー風味のドレッシング

次回は、パサージュ・デ・パノラマ、ジュフロワ、ヴェルドーを御紹介します。

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パレ・ロワイヤル(Palais Royal) パリ(Paris) 

マイルを貯めるために、レンヌからパリまで列車に乗らず、エールフランスで戻ってきた。
花の都(私は勝手に華の都と呼んでいる)、パリ。世界に美しい都は沢山あるけれど、おそらく総合的に見て、パリは世界で最も美しい都ではないかと思う。美を求めて彷徨う旅人が、決して避けては通れない世界で最も美しい都を、さてどこから語ろうか・・・。エベレストに素人が普段着のまま登頂しようとするかのように無謀で、どこから手をつけていいか解らなくなる。とにかく、まずはお気に入りの場所から取り上げてみたい。
壮麗な建築のパレ・ロワイヤル(Palais Royal)は、ルイ13世の宰相リシュリューが自邸として建てたと言う。私はその美しい空間にすっかり魅せられてしまい、パリを訪れると、つい足が向いてしまう。中庭を囲む回廊には、現在三ツ星レストランとして名高いル・グラン・ヴェフール(Le Grand Vefour)や印象的なウィンドウの専門店が並び、伝統の中にも現代的な感性が生きる独特な雰囲気を醸しだしている。この回廊をウィンドウ・ショッピングをしながら1周して、すぐそばのギャルリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)からパサージュ巡りをしながら、パサージュ・ヴェルドー(Passage Verdeau)まで北上するのが、私の好きな散歩道である。
パレロワイヤル1

現代的な彫刻と建築の調和が美しい
パレロワイヤル2

パレロワイヤル3

パレロワイヤル4

普段の回廊
パレロワイヤル5

クリスマス仕様の赤絨毯が残る回廊
パレロワイヤル6

パレロワイヤル7

ここの雰囲気に負けていない資生堂の美しいウィンドウ
パレロワイヤル8

パレロワイヤル9

ガーデニングの専門店もとても洒落ている


私の初の三ツ星レストラン体験は、一昨年、この回廊にあるル・グラン・ヴェフール(Le Grand Vefour)のランチに訪れた時だった。1760年創業の店には、ナポレオンやジャン・コクトー、小泉元首相など時代の名士が数多く訪れている。歴史的建造物に指定されている美しい室内装飾と、ギ・マルタンが創り出す芸術的な料理が、パリの奥深さを教えてくれる。旅人が知らない、パリに住む華やかな世界の人々が、日常の延長としてそこで過ごす時間をごく自然に楽しんでいた。
隣の席のアメリカ人老夫妻と話をした。彼らは本物の永遠の旅人で、一年中優雅に世界を旅していて、パリの三ツ星レストランを全て制覇していた。最初、料理の写真を撮ることはためらわれたのだが、彼らがさりげなく撮っているのを見て、少しだけ撮らせてもらった。
パレロワイヤル10

パレロワイヤル12

メインの肉料理(アバウトな表現でごめんなさい)
パレロワイヤル11

パレ・ロワイヤルのライトアップされた様子も美しい

次回はパリで最も美しいパサージュである、ギャルリー・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)を御紹介したいと思います。

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プロフィール

Author:ちっち
海外旅行が大好きです。
これまでヨーロッパを中心に27カ国を訪れ、渡航回数24回、渡航日数409日間になりました。特にフランスとイタリアが好きです。
タイトルは永遠の夢でもある永遠の旅人にちなんでつけました。
どうぞよろしくお願い致します。


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当ブログに掲載されている写真や文章を転載・転用することは、固くお断り致します。

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