永遠の旅人  美を巡る彷徨

旅で訪れた美しい国や村、街並み、建築等を、撮りためた写真と共に、思いつくまま綴ります

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建築・文化博物館(Cite l'Architecture et du Patrimoine)   パリ(Paris)

シャイヨー宮にある建築・文化博物館(Cite l'Architecture et du Patrimoine)は、建築好きには堪らないスポットである。フランス中の歴史に残る建築を、一気に概観することができる。中でも圧巻なのは、実物大に造られた中世建築の展示である。レプリカとは言え、精巧な美しいレリーフを眺めていると、これまでに旅して実際に目にした数々の情景が胸に蘇ってくる。つい先日訪れて、その美しさに感動したオータンのサン・ラザール大聖堂のタンパン(正面入り口上部の半円形部分)を、再びパリで見ることができて嬉しかった。コンクのサント・フォワ教会のタンパンを見上げて、すぐにでも、あの信じ難い程に美しい神秘的な村に再訪したくなってしまう。いつかその時が来たら、まだ見ぬモワサックやスーイヤック、サルラにも必ず行こうと、私の胸は高鳴り、気持ちが逸る。
博物館のテラスに出ると、正面にエッフェル塔を仰ぎ、胸のすくような爽快な眺めが広がる。そのテラスのカフェテリアでゆっくりお茶をするのも良い。有名な老舗カフェも大好きだけど、地元の学生達が集うカフェテリアで、そろそろパリに慣れた旅人を気取ってみたいものだ。でも、何度も目にしているのに、思わずエッフェル塔の写真を嬉々として撮ってしまう私には、まだまだ当分できそうにない。
建築文化博物館1
実物大に造られた中世建築の展示
建築文化博物館2

建築文化博物館3

建築文化博物館4

建築文化博物館5

建築文化博物館6
つい先日訪れて、美しさに感動したオータンのサン・ラザール大聖堂のタンパン 
建築文化博物館7
改めて細部までじっくり見てみる。明るいので実物より見やすい
建築文化博物館8

建築文化博物館9
こちらは数日前にディジョンで見た、モーゼの井戸の彫像
建築文化博物館10
大好きなガーゴイルたち
建築文化博物館11

建築文化博物館12
シャイヨー宮から眺めるエッフェル塔

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新宮殿(Neue Residenz) バンベルク(Bamberg) ドイツ

かつて司教の宮殿だったという新宮殿(Neue Residenz)は、見応えがあった。ガイドの案内で、煌びやかな部屋をいくつか見学した。それらも美しいのだが、自分で自由に見学できる絵画のコレクションが素晴らしかった。何と言っても、一番の見所はルーカス・クラナッハの名品である。絵は、奥まった部屋に、ひっそりと展示されていた。余りのさりげなさに、驚いてしまったくらいだ。他に誰もいない部屋で、じっくり絵と向かい合った。絵の中の、ちょっと攣り目でスレンダーな肢体の美女は、当時としては、かなり個性的であったに違いない。その姿は、現代のファッションモデルのようにも見える。だが、もっと神秘的な美しさがある。時代や国境を超えた美しさ。私は一目で、この美女と美しいバンベルクに心を鷲掴みにされてしまった。
新宮殿1
大聖堂の隣にある新宮殿
新宮殿2
ガイドの案内で館内を見学する
新宮殿3
現代の部屋で参考にできそうな白いインテリア
新宮殿4

新宮殿5

新宮殿6

新宮殿7
豪華な司教の宮殿
新宮殿8

新宮殿9

新宮殿10

新宮殿11
私の心を一目で鷲掴みにした美女
新宮殿12
ルーカス・クラナッハの名品



新宮殿の庭園にカフェテラスがあった。とても気持が良さそうなので、お茶をすることにした。爽やかな風を受け、小鳥の囀りと修道院の鐘の音を聞きながら、アマレナのパフェを食べた。
新宮殿13
新宮殿の庭園
新宮殿14
高台に聳える修道院
新宮殿15
クリームたっぷりのアマレナのパフェ

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イエーニッシュ・ハウス(Jenisch Haus)  ハンブルク(Hamburg)  ドイツ

ハンブルク郊外の高級住宅地に、白亜の新古典主義様式の館、イエーニッシュ・ハウス(Jenisch Haus)がある。エリカ街道とメルヘン街道を巡る旅の中で、ハンブルクの滞在は2泊のみ。見所の多い大きな町で精力的に観光し、何とか時間を作りイエーニッシュ・ハウスを訪れた。
床を傷つけないように、特大のスリッパを靴の上から履いて見学した。ドイツでは時々見かける光景だが、他の国では見たことが無い。以前、ポツダムのサンスーシ宮殿で初めてそれを履いた。何だかミッキーマウスになったみたいな気分で、歩き方もちょっとユーモラスになってしまったことを思い出した。館は、すっきりとした空間に豪華絢爛過ぎない装飾が施され、居心地が良かった。
イエーニッシュハウス1
イエーニッシュ公園の中に建つ白亜の館、イエーニッシュ・ハウス
イエーニッシュハウス2

イエーニッシュハウス3
豪華絢爛過ぎず居心地の良いインテリア
イエーニッシュハウス4

イエーニッシュハウス5
ここでゆっくりお茶してみたい
イエーニッシュハウス6

イエーニッシュハウス7

イエーニッシュハウス8
リボンの飾りが付いた鏡も素敵
イエーニッシュハウス9

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ハンブルク市立美術館(Hamburger Kunsthalle)  ハンブルク(Hamburg)  ドイツ

ハンブルク市立美術館(Hamburger Kunsthalle)は、14世紀から現代までの名画のコレクションを持つドイツでも指折りの美術館である。
あまり好きではない現代アートの展示はバッサリ省いて一切見ず、古典から近代にかけての絵画をゆっくり鑑賞した。私は絵を見る時に、キャプションをほとんど気にしない。題名や作者名を知りたい時もあるが、まずは絵と向かい合い、ただその絵を見てその美しさを感覚的に捉えようとする。頭ではなく、なるべく胸のあたりで美しさを感じようとする。この見方が正しいのかどうかは判らない。美に対する理解が深まっているようにも思えないので、正しくはないのだろう。でも、まずは感覚を大切にしたい。
幼い頃、国立西洋美術館で西洋絵画と出会った時の衝撃。それは、忘れ得ぬ感覚として今も胸の奥に残っている。初めて好きになった画家はルノワール。その後、幾多の画家を経て、思春期に世紀末美術に傾倒した。それから、私の好みは変わっていない。多分、一生変わらない気がする。
ハンブルク市立美術館には、大好きなラファエロ前派の画家、バーン・ジョーンズの絵がある。吸い寄せられるように絵に向い、絵の中の憂いを秘めた瞳に引き込まれた。好きなものには、理屈抜きで魅了されてしまう。やはり好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌いだ(当たり前か・・・)。好き嫌いという個人的な感覚を超えた美について理解を深めるには、どうすれば良いのだろう。
答えの無い世界。謎が全て解き明かされてしまったら、美は美でなくなってしまうのかも知れない。
ハンブルク市立美術館1
現代アートと古典絵画のコラボレーション
ハンブルク市立美術館2
悪くはないが、無くてもいいかな・・・
ハンブルク市立美術館3
大好きなバーン・ジョーンズの絵
ハンブルク市立美術館4
憂いを秘めたその瞳に吸い込まれそうになる
ハンブルク市立美術館5
この絵が私のお気に入り、でも作者の名前は知らない
ハンブルク市立美術館6

ハンブルク市立美術館7
我ながら、好みが偏っている
ハンブルク市立美術館8
横長の絵、2枚に分けて撮ってみた
ハンブルク市立美術館9

ハンブルク美術館8

ハンブルク美術館9

ハンブルク美術館10

ハンブルク市立美術館11
ムンクの絵
ハンブルク市立美術館12
ゴッホの絵
ハンブルク市立美術館13
クレーの絵、歪むので額縁は入れないで撮った方が良いみたい

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美術工芸博物館(Museum fur Kunst und Gewerbe)  ハンブルク(Hamburg) 

ハンブルク美術工芸博物館(Museum fur Kunst und Gewerbe)には、充実したアール・ヌーヴォーのコレクションがある。ガイドブックには、世界最大級のアール・ヌーヴォーのコレクションと書いてある。
美術館に入ると、気になった作品の前で足を止めるものの、その他の膨大な展示品にはほとんど目もくれず、ひたすらアール・ヌーヴォーの部屋を目指して歩いた。個人差もあるのだろうけれど、私の一日に受け止め切れる美のキャパシティは小さい。以前は美術館へ行くと、端から順に丹念に見ようとしていたが、その方法だと途中で疲れ切ってしまい、大好きな作品に辿り着く頃には美的感覚も麻痺して受け止めきれず、遣り切れない気持を持て余していた。数年前から、とにかく見たいものに神経を集中して、それ以外のものは軽く流したり無視するようにした。すると、その方が数は少なくても、自分にとって大切なものが深く印象に残るようになった。少し勿体無い気もするが、この美術鑑賞法が今の私には適している。
アール・ヌーヴォーの部屋の周りには、好みの様式の部屋が連なっていた。旅先の限られた時間の中で的を絞ったお陰で、帰国して時間が経っても、その美しさを鮮やかに思い出すことができる。
ハンブルク工芸1
アール・ヌーヴォーのコレクションが配された部屋
ハンブルク工芸2

ハンブルク工芸3
ステンドグラスのデザインも色も美しい・・・
ハンブルク工芸4

ハンブルク工芸5
優雅な磁器のコレクション
ハンブルク工芸6

ハンブルク工芸7

ハンブルク工芸8
1つ1つが美しい・・・
ハンブルク工芸9


他にも各様式の美術品で統一された美しい部屋が並んでいる
ハンブルク工芸10

ハンブルク工芸11

ハンブルク工芸12

ハンブルク工芸13
少しも古さを感じさせない洒落たインテリア
ハンブルク工芸14

ハンブルク工芸15

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パラッツォ・パリジオ(Palazzo Parisio)  ナシャール(Naxxar) マルタ共和国

マルタの名門貴族の館であるパラッツォ・パリジオ(Palazzo Parisio)は、宮殿の名に相応しく絢爛豪華であった。広い庭園に囲まれた館にはカフェ・レストランがあり、それを目当てにヴァレッタからバスでランチをしに行った。天気が良かったので、外のテラスの席に座った。素敵な雰囲気の中で、思いがけなく上品なイタリアンを頂くことができた。ペリエと一緒に持って来てくれたアランチーニも美味しいし、チキンのサラダもパスタもくどくなくて良いじゃない。全く期待していなかった田舎(ごめんなさい)でこんなに洗練されたランチが頂けるとは・・・。「食いしん坊アンテナの感度もまずまず良好だな」などと自己満足しながら周りを見回すと、旅行者の他にリピーターと思われる人々が沢山いた。この辺りでは評判の店なのかも知れない。
庭園では、色とりどりのブーゲンビリアが咲き乱れ、オレンジが生っていた。暖かい陽射しの中を散歩していると、季節が秋なのを忘れそうになる。ほんと、マルタって良い所だな。
パリッソ1
庭園から見たパラッツォ・パリジオ(Palazzo Parisio)
パリッソ2
美しい天井画を見上げながら奥へ進む
パリッソ3

パリッソ4
宮殿の名に恥じない絢爛豪華な装飾
パリッソ5

パリッソ6
マルタがヨーロッパの1国であることを改めて感じる美術品
パリッソ7

パリッソ8
長閑な陽射しの中の散歩はとても気持が良い
パリッソ9
色とりどりのブーゲンビリアが咲き乱れていた
パリッソ10

パリッソ11
グロッタに佇む乙女の彫像
パリッソ12

パリッソ13
庭園のテラスでランチを頂く
パリッソ14
チキンのサラダ
パリッソ15
トマトのパスタ

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カーサ・ロッカ・ピッコラ(Casa Rocca Piccola) ヴァレッタ(Valletta) マルタ共和国

昨年秋に、マルタ共和国を旅して来た。全15日間(最後の1泊はパリ)の旅程の内、マルタでは11泊12日間を過ごした。行く前は、面積が淡路島程の小さな国なので時間を持て余すかと心配したが、さすが歴史あるヨーロッパの1国だけあり、見所も多く充実した旅をすることができだ。往復エールフランス夜便で、乗り継ぎはパリとローマ。ローマで後ろ髪を引かれる思いをかろうじて振り切りマルタに向かった。マルタは、イタリアのシチリア島のすぐ傍にあるのに、全く異なるマルタ時間が流れていた。人々は穏やかで、朴訥で、真面目な印象を受ける。どちらかと言うと空気感はシチリアよりプーリアに似ている。ほのぼのとした空気感。11月でも暖かく、碧く美しい地中海。マルタがすっかり気に入り、気分上々だった。

まずは、マルタの首都ヴァレッタにある邸宅美術館から御紹介しよう。カーサ・ロッカ・ピッコラ(Casa Rocca Piccola)は16世紀に建てられた貴族の館である。美しい室内装飾が施された8室を見学できるのだが、現在も人が住んでいるため、写真撮影が許可されているのは、エレガントなダイニングルームと中庭だけである。ピッコラという名前だが、日本人からするとちっとも小さくない立派な邸宅であった。マルタ特有のハチミツ色のライムストーンで造られた堅牢な館の中には、外からは伺い知ることの出来ない繊細な空間がある。それを覗かせてくれる貴重な美術館である。
カーサピッコラ1
ちっとも小さくないカーサ・ロッカ・ピッコラ(Casa Rocca Piccola)
カーサピッコラ2
エレガントな装飾のダイニングルーム
カーサピッコラ3

カーサピッコラ4

カーサピッコラ5

カーサピッコラ6

カーサピッコラ7
中庭にはオレンジが生っている
カーサピッコラ8

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カルナヴァレ美術館(Musee Carnavalet)  パリ

貴族の邸宅が建ち並ぶマレ地区。美術館や博物館として公開されている邸宅も多い。その中の1つであるカルナヴァレ美術館(Musee Carnavalet)では、パリの歴史を様々な美術品と共に辿ることができる。
ここには、アール・ヌーヴォーの美を体感する傑出した展示がある。アルフォンス・ミュシャがデザインしたフーケ宝石店(Bijoutier Fouquet)が移築されているのだ。入り口の扉を飾るステンドグラスやブロンズのレリーフにうっとりしながら中に入る。眩暈、幻惑・・・。夢をみているような感覚に陥る。優雅な曲線と色彩が奏でる夢。ミュシャの絵の中に入り込んでしまったかのように、全身が彼の美意識に呑まれてゆく。天井のモールディングではブロンズの孔雀が羽を休めている。それが見下ろす先には、羽を広げた孔雀が佇んでいる。羽は煌く色硝子で装飾されている。丸い透明な硝子のショーケースに宝石は飾られていないが、空間自体が宝石に劣らぬ妖しい輝きを放っている。
ベル・エポック(Belle Epoque)、「(美しき)古き良き時代」と呼ばれる遠き日々。私は遥か東の国の、何の縁も無い旅人だが、なぜか郷愁を覚える。その理由が知りたくて、私はこれからも繰り返しフーケ宝石店を訪れるだろう。
カルナヴァレ2
ミュシャがデザインしたフーケ宝石店(Bijoutier Fouquet)が再現されている
カルナヴァレ3
ステンドグラスもミュシャの描く絵そのもの
カルナヴァレ1
うっとりしながら中に入る
カルナヴァレ4
ミュシャの美意識に呑み込まれるような感覚に陥る
カルナヴァレ5
優雅な曲線と色彩が奏でる夢の世界
カルナヴァレ
天井の美しいモールディング
カルナヴァレ6

カルナヴァレ8
モールディングにはブロンズの孔雀が羽を休めている
カルナヴァレ7
孔雀の羽は煌く色ガラスで装飾されている
カルナヴァレ9
この空間がまさに宝石のようだ・・・
カルナヴァレ10
カルナヴァレ美術館は他に見所も多く、美しいサロンが幾つもある
カルナヴァレ11

カルナヴァレ12

カルナヴァレ13

カルナヴァレ14
展示品は多岐に亘る
カルナヴァレ15
庭で休憩するのも気持が良い

カルナヴァレ美術館には過去4回訪れ、フーケ宝石店を見ることができたのは2回です。美術館の都合で公開されない時もあるようです。因みに、カルナヴァレ美術館も常設展は無料です。パリの懐の深さを感じます。

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パリ市立プティ・パレ美術館  パリ

プティ・パレ(Petit Palais Musee de Beaux-Arts dela Ville de Paris)を訪れたのは、何年ぶりだろうか。1900年パリ万博の展示会場として建設された小宮殿は、現在市立美術館として公開されている。ルーヴルやオルセーも良いけれど、パリには他にも優れた美術館が沢山ある。しかも、無料だったりする。プティ・パレも常設展は無料で鑑賞することができる。
明るい陽光が差し込む展示室には、ガレやドーム、ラリック他、アール・ヌーヴォーアール・デコの大御所の作品が並び、その建築の意匠と相まって美術館が1つの芸術作品を創り上げている。なぜ、こんなにも素敵なところにしばらく足を向けなかったのだろう。自分でも不思議に思いながら、ひとつひとつ丹念に見てゆく。撮影が許されていたので、気に入った作品を写しては、またじっくり眺める。展示品はクールベやモネなど有名作家の絵画もあり、彫刻、装飾品、家具など多岐に亘る。モネの絵の前では、子供達が床に座って先生の話を聞いていた。パリの美術館では、こうした風景によく出会う。幼い頃から日常の中で、世界を代表する芸術作品と身近に触れ合うことができるのだ。羨ましくなってしまう。
いつかパリに長期滞在してみたい。いや3年くらい住んでみたい。古くから多くの人々を惹きつけて止まない魔性の都パリ。その魅力に獲りつかれた人々は、繰り返し訪れ、さらなる深みに嵌ってゆく・・・。
プチパレ1
1900年パリ万博のために建設された美しいプティ・パレ
プチパレ2
プティ・パレの中から向かいのグラン・パレを見る
プチパレ3
壮麗なホールを見上げる
プチパレ4

プチパレ5
アール・ヌーヴォーアール・デコの逸品が並ぶ
プチパレ6
ガレ、ドーム、ラリック・・・美しい・・・、思わず溜息が漏れる
プチパレ7

プチパレ8

プチパレ9

プチパレ10

プチパレ11
宝石のように美しいエマイユ
プチパレ12

プチパレ13
クロード・モネの絵もある
プチパレ14
ウィリアム・ブーグローの聖母子
プチパレ15
ブルーグレーのフランス屋根と黄金に輝く天使の装飾
プチパレ16

プチパレ17
円形回廊が囲む優雅な中庭
プチパレ18

プチパレ19
回廊のカフェでお茶するのも良い

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ダヴィッド&アリス・ヴァン・ビューレン美術館(Musee David et Alice Van Buuren)  ブリュッセル

ブリュッセルの高級住宅地に美しいアール・デコ様式の館がある。ダヴィッド&アリス・ヴァン・ビューレン美術館として、一般公開されている。
館内は、照明や家具、食器類、タピストリー、絨毯など、部屋の隅々まで徹底したアール・デコの装飾で統一されている。1930年代当時を再現したというインテリアは、直線的でモダンでありながら細部に職人技が光る凝った造りで、とても美しく居心地が良い。この明るい陽の光が差し込む部屋の椅子に深々と腰掛けて、ゆったりと時を過ごせたらどんなに素敵だろうと思いを馳せた。実際、そんな素敵な時を過ごしている御婦人が目の前にいた。おそらく、美術館のスタッフ(監視員)と思われる年輩の女性で、窓辺の椅子に腰掛けてゆったり雑誌を読んでいた。なんだか、ちょっと羨ましくなってしまった。
この美術館で忘れてはいけないのが、数々のコレクションの中に、絵画の逸品が展示されていることだ。ブリューゲル(父)による「イカロスの墜落」である。ベルギー王立美術館にある「イカロスの墜落」と見比べてみるのも面白い。
ビューレン1

この扉の向こうには、徹底した美しいアール・デコ様式のインテリアが広がる
ビューレン2

ビューレン3

ビューレン4

ビューレン5

ビューレン6

残念ながら、館内は撮影禁止だったので、庭園の写真だけしかありません。
興味を持たれた方は、ダヴィッド&アリス・ヴァン・ビューレン美術館を御覧下さいませ。

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ナンシー派美術館(Musee de l'Ecole de Nancy) ナンシー(Nancy) フランス

ナンシー派美術館(Musee de l'Ecole de Nancy)は、ナンシー派(アール・ヌーヴォーの1派)のパトロンであったコルバン氏の邸宅を美術館として公開している。エミール・ガレやルイ・マジョレルなどの貴重なコレクションが、室内装飾として自然な形で展示されている。
日常から隔絶した空気の漂うセピア色の室内に入ると、当時のコルバン邸に招かれた客人のような気分になってくる。遥かな時を超えて、アール・ヌーヴォーの夢見るような世界にまどろむ。できれば、いつまでもずっと、その空気感に包まれていたかった。
短くも美しく燃えた芸術の華、アール・ヌーヴォー。その生きた証であるナンシー派美術館は、現代の人々につかの間の美しい夢を見せてくれる。
ナンシー派1

扉の向こうは夢のように美しいアール・ヌーヴォーの世界(残念ながら室内は撮影禁止だった)
ナンシー派2

ナンシー派3

ナンシー派4

ナンシー派5

ナンシー派6

当時は小さな水族館として使われていたパビリオン
ナンシー派7

ナンシー派8

ルイ・マジョレルの邸宅(Villa Majorelle)、見学はナンシー派美術館に要予約

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ギュスターヴ・モロー美術館(Musee Gustave Moreau) パリ(Paris)

ギュスターヴ・モロー美術館(Musee Gustave Moreau)は、19世紀末の象徴主義の画家の中で異彩を放つギュスターヴ・モローが、かつて住んでいた邸宅をそのまま美術館にしている。中に入ると、芳醇な香りにむせ返るかのような濃密な空間がある。そう感じるのは、壁一面に飾られた圧倒的なコレクションから発せられる、今は亡き画家の息吹を感じるからだろう。独自の技法で描かれた、暗い画面の中から妖しく煌く色彩は、エマイユや宝石の輝きにも似て見るものを魅了する。
何かで、彼が資産家の生まれで、絵を売る心配をせずに絵を描くことができた画家だと聞いた。だが、彼の絵には、安穏ではなく深い憂愁の翳りを感じる。その翳に、私は魅かれる。
モロー1

モロー2

モロー3

モロー4

モロー5

モロー6

美しいエマイユや宝石の輝きを思わせる色彩

ギュスターヴ・モロー美術館は、フラッシュ無しでの撮影が許可されていた。(2007年12月)

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レンヌ美術館  レンヌ(Rennes)   フランス

レンヌRennes)はブルターニュの中心都市である。空港があって交通の要所としてとても便利だが、正直期待していた程ピンとこない地方都市であった。古い家並みの旧市街も残っていて、それなりに美しいのだが、それ程でもない。町並みは全く異なるのに、ボルドーを訪れた時の感想に似ている。町並みがどこか、中途半端な気がする。(偉そうに言って、ごめんなさい)
後日紹介するサン・ピエール大聖堂は美しかった。レンヌ美術館も良かった。これまで数多くの美術館を訪れてきたが、絵画を写したことはなかった。デジカメを新調したこともあり、初めて絵画を写真に撮ってみた。膨大な作品の中から自分の気に入った作品だけを写しておくと、後で自分好みの美術館アルバムができることに気づいた。これまで、美術館で絵画の写真を撮っている人の気持が解らなかったが、帰国後に楽しむことができることを知った。これからは、少しずつアルバムを増やしていきたい。
レンヌ1

市庁舎
レンヌ2

レンヌ3

レンヌ4

レンヌ美術館の外観
レンヌ5

レンヌ6

レンヌ7

レンヌ美術館はフラッシュ無しでの撮影が許可されていた。(2007年12月)

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ピーターラビットの世界 ビアトリクス・ポター・アトラクション(THE WORLD OF BEATRIX POTTER ATTRACTION) ウィンダミア(Windermere) イギリス

ピーターラビットの生みの親である、イギリスの女流作家ビアトリクス・ポター
彼女の創り出した世界が、多くの人形たちによって再現されている美術館がある。その名もビアトリクス・ポター・アトラクション(THE WORLD OF BEATRIX POTTER ATTRACTION)と言い、イギリス湖水地方の町ウィンダミア(Windermere)にある。
当初、ツアーの予定に含まれていなかったが、リクエストをして、急遽見学出来ることになった。想像していた以上に、細部まで精巧に作り込まれた人形たちに目を奪われた。人形は大きく、毛並みも本物のように艶やかで美しかった。
ピーター1

絵本からそのまま抜け出してきたかのよう
ピーター2

衣装も可愛い
ピーター3

ピーター4

ピーター5

ピーター6

ピーター7

ピーター9


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アンティーブ(Antibes)のピカソ美術館   フランス 

パリやバルセロナにあるピカソ美術館も有名だが、私はコート・ダジュールアンティーブにあるピカソ美術館が一番好きだ。それは、青く美しい海の上に建つ古い城、グリマルディ城の中にある。
もともとそれ程、ピカソが好きなわけではないが、グリマルディ城の中では、ピカソやその時代の芸術家たちの作品がより輝きを放っているように見える。

初めて訪れた時、城に向かうために海辺の道を歩いていた。その角を曲がったところで、一瞬不思議な感覚に陥った。それがデジャヴだったのか、今でも解らない。もっと、現実なのに白昼夢を見ているような、時の流れが一瞬止まったかのような不思議な感覚であった。
2度目に訪れた時は、その様な感覚に陥ることは無かった。城に着いた時、私は疲れていた。何となくジャン・レ・パンから歩き始め、深い意味も無くひたすら歩き続けて、アンティーブ岬を歩き抜いて、ようやく城に辿り着いたからであった。普段あまり歩かないのに、何故そんなことをしたのか今でも解らない。美しい海の青さがそうさせたのか、アンティーブの魔力だったのか・・・。
これを書いていて、肝心なグリマルディ城の姿を2度とも撮り忘れていたことに気づいた。
アンティーブ1

青く美しい海を眺めながらアンティーブ岬を歩き抜く
アンティーブ2

アンティーブ3

遠くグリマルディ城を望む
アンティーブ4

不思議な感覚に陥った場所。この角の先にグリマルディ城(ピカソ美術館)がある。
アンティーブ5

振り返って見る
アンティーブ6

青く美しい海に張り出した美術館のテラスにて
アンティーブ7


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ヴィラ・ケリロス(Villa Grecque Kerylos) ボーリュー・シュル・メール(Beaulieu-sur-mer) フランス

ヴィラ・ケリロス(Villa Grecque Kerylos)はコート・ダジュールの穏かな湾の先、小さな岬ににある。20世紀初頭に考古学者が古代ギリシャの邸宅を模して建てたと言う。海をモチーフにしたモザイクの床や、白く輝く大理石の柱、ハチミツ色の柔らかい照明。時を経てもなお洗練された空間は少しも色褪せては見えない。ほんのつかの間でも訪れた旅人は、この館に静かに流れてゆく時の一部になれる。
ヴィラ・ケリロス(Villa Grecque Kerylos)のあるボーリュー・シュル・メールからサン・ジャン・カップ・フェラへ続く海辺の遊歩道は30分程の美しい散歩道である。コート・ダジュールへ行く度に、ロスチャイルド邸と合わせて再訪したくなるお気に入りの場所である。
ヴィラケリロス1

アジュールブルーの海に映える白いヴィラ・ケリロス
ヴィラケリロス2

ヴィラケリロス3

ヴィラケリロス4

ヴィラケリロス5

海をモチーフにした美しいモザイク
ヴィラケリロス6

ヴィラケリロス7

ヴィラケリロス8

ハチミツ色の照明が優しい室内

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ロスチャイルド邸(Villa Ephrussi de Rothschild)  サン・ジャン・カップ・フェラ(Saint Jean-Cap Ferrat) フランス

サン・ジャン・カップ・フェラは、奇跡のように美しいこの世の楽園とも言うべきコート・ダジュールの中でも、屈指の高級別荘地である。その最も眺めの良い場所に建つ、淡いパステルピンクに彩られたロスチャイルド邸(Villa Ephrussi de Rothschild)は、大富豪夫人のロマンティックな夢をそのまま具現したかのようである。ガイド付きで見学する室内は、隅々までこだわり抜いた甘く優美な装飾に包まれている。
季節の花が咲くフランス式庭園の噴水は、音楽に合わせて様々な形に水が踊る。アジュールブルーの海を見渡す庭園からの眺めが素晴らしい。初めて訪れた時の胸の高鳴りを今も忘れることができない。
貴族や著名人の大邸宅がその華を競い合う岬には、隣のボーリュー・シュル・メールまで海辺の遊歩道が続いている。

ニースはリヴィエラの女王と言われているが、私は勝手にモナコがキングで、サン・ジャン・カップ・フェラはプリンセス、後述するヴィラ・ケリロスのあるボーリュー・シュル・メールはプリンスではないかと思っている。
ロスチャイルド邸2

晴れた日のロスチャイルド邸
ロスチャイルド邸3

音楽に合わせて水が踊る噴水
ロスチャイルド4

ロスチャイルド5

ロスチャイルド7

ロスチャイルド8

イタリア式庭園に配された様々な彫刻
ロスチャイルド9

ロスチャイルド10

遠くヴィラ・ケリロスを見下ろすテラスより
ロスチャイルド邸

岬に競い合う華やかな大邸宅の数々
ロスチャイルド11

海辺の遊歩道沿いの美しい邸宅

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パリのレストラン・マキシム(Maxim's)のアール・ヌーヴォー美術館

日本にマキシム・ド・パリの名が定着して久しい。パリ本店のマキシム(Maxim's)の上階が美術館になっていることは、あまり知られていない。とにかく、それは膨大なアール・ヌーヴォーのコレクションであった。同じくアール・ヌーヴォーのコレクションで有名なナンシー派美術館が撮影禁止であるのに対して、撮影が許可されていることも嬉しい。過剰なバロック装飾には直ぐにお腹が一杯になってしまうのだが、大好きなアール・ヌーヴォーは別腹なのか最後まで美味しく堪能した。
マキシム1

マキシム2

マキシム4

マキシム5

マキシム6

マキシム7

マキシム8

マキシム9

マキシム・アール・ヌーヴォー美術館(Art Nouveau museum)は確かガイド付き見学のみで、予約が必要だったと思います。

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テーマ:フランス - ジャンル:旅行

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ちっち

Author:ちっち
海外旅行が大好きです。
これまでヨーロッパを中心に31カ国を訪れ、渡航回数32回、渡航日数532日間になりました。特にフランスとイタリアが好きです。
どうぞよろしくお願い致します。



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