永遠の旅人  美を巡る彷徨

今までに訪れた美しい国や村、町並み、建築を中心に、美味なるもの、他あらゆる美しいと感じるものを、独断と偏見にて選び紹介します。

サンティリャーナ・デル・マル(Santillana del Mar)  スペイン

中世から変わらぬ家並みの保存状態がとても良いサンティリャーナ・デル・マル(Santillana del Mar)は、スペインで最も美しい村とも言われている。
おそらく、旅の晴天率80%以上(言い過ぎか)の私は、旅行中めったに雨に降られたことがない。降ったとしても、電車で移動中とか食事中などで、いざ外に出て観光をする時には既に雨が止んでいることが多い。が、サンティリャーナ・デル・マルでは、観光中に雨に降られてしまった。しっとりした雨の風情も良いけれど、視界の邪魔になるので、傘をさして観光するのは好きではない。どんよりした空模様が重苦しく心に圧し掛かってきて、「遠い日本からわざわざ来たのに、ついてないな・・・」と気分も滅入ってくる。そのため、この村に対する私の印象は、冴えないものになってしまった。
サンティリャーナ・デル・マルではパラドール、サンティリャーナ・ヒル・ブラスに泊まった。前出の豪華なサン・マルコスに比べると、規模も小さく素朴だが、小じんまりとして可愛らしい佇まいとレセプションの女性のチャーミングな笑顔に癒され、どんより曇っていた気分に明るい陽が差し込んできたように感じた。
サンティリャーナ1

サンティリャーナ7

サンティリャーナ8

サンティリャーナ2

サンティリャーナ3

サンティリャーナ4

サンティリャーナ5

サンティリャーナ6

小じんまりとして可愛らしいパラドール、サンティリャーナ・ヒル・ブラスの部屋

レオンにあるパラドール、サン・マルコスについてはカテゴリー「海外の美しいホテル」の中で2008年2月27日の日記に記載しています。

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コミーリャス(Comillas)  スペイン

北スペインの小さな海辺の町であるコミーリャスComillas)には、サンティリャーナ・デル・マルからバスで向かった。この町には、どうしても行きたい所があった。それは、アントニオ・ガウディ建築のレストラン、エル・カプリチョである。行く前から嫌な予感はしていた。事前にインターネットで調べたのだが、レストランの定休日がどうしても分からなかった。日程の都合でコミーリャスに行くことが出来たのは、その月曜日しかなかった。嫌な予感は的中してしまった。エル・カプリチョは定休日で閉まっていた。薄々そんなこともあろうかとも思っていたが、いざそうなってみると、かなりショックだった。自分の詰めの甘さに腹が立ってきた。とにかく、せめて外観だけでも見ようと思ったが、それも甘かった。高い塀に囲まれていて、隙間から少し見えるだけであった。間抜けな私の他にも、同じような間の抜けた旅人がちらほら。皆一様に、恨めしそうに塀の外から何とか中を見ようとしていた。
さらに、追い討ちをかけるように、この町のもう1つの見所であるコミーリャス公爵のソブレジャーノ邸も定休日で閉まっていた。もう、こうなったら、やけっぱちである。中は何も見せてもらえなくても、精一杯歩きまわり、この小さな町の景観の美しさはしっかり見届けた。コミーリャスは美しい海辺のリゾートであった。断崖から望む大西洋の眺めは迫力があり、見晴らしの良い場所にそびえる邸宅も絵になる。
いつか、再訪することを心に期して町を後にした。
コミーリャス1

やはり美しいガウディ建築のエル・カプリチョ、次はきっと・・・
コミーリャス2

コミーリャス3

コミーリャス公爵のソブレジャーノ邸も定休日で閉まっていた、トホホ・・・
コミーリャス4

丘にそびえる美しい邸宅
コミーリャス5

コミーリャス6

コミーリャス7


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仏蘭西舎すいぎょく    板橋

JR板橋駅で降りたのは初めてだった。駅から10分程歩くと、仏蘭西舎すいぎょくはあった。外観はモダンな造りで、内装は高い天井に太い梁がめぐらされ、和のイメージだ。すっきりとした空間に、オークヴィレッジの家具がしっくり馴染んでいた。それもそのはず、建物・内装・家具の全てをオークヴィレッジが手がけたと言う。窓から見える緑が目に優しかった。
その日は、とりあえず「お得なランチ」を頂いた。飲み物が代金に含まれていたので、白のグラスワインにした。オードブルは、帆立貝とキノコのテリーヌ、野菜のマリネ添え。カブのポタージュの後に選んだ肉料理は、鴨のロースト木苺ソース。添えられていたほくほくのサツマイモに気持もほっこりしてくる。デザートはヨーグルトのソルベと、サクサクのパイと苺のミルフィーユ。どれも美味しくて、「お得なランチ」はその名の通りとてもコストパフォーマンスが高かった。
仏蘭西舎すいぎょくは、板橋という都心から外れた立地に、しっかり根を張って店の歴史を刻んでいるようだった。スタッフの感じもとても良く、清々しく気持の良い時間を過ごすことができた。
一軒家レストラン洋館レストラン邸宅レストラン
すいぎょく1

モダンな造りの一軒家
すいぎょく2

すいぎょく4

オークヴィレッジが手がけた内装、家具
すいぎょく5

すいぎょく6

帆立貝とキノコのテリーヌ、野菜のマリネ添え
すいぎょく7

カブのポタージュ
すいぎょく8

鴨のロースト木苺ソース
すいぎょく9

ヨーグルトのソルベと苺のミルフィーユ

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ヴィラ・デル・ソルVILLA DEL SOL(レストラン南葵文庫)    熱海

熱海の名旅館である蓬莱が営むもう1つのホテル、ヴィラ・デル・ソルVILLA DEL SOLの敷地に美しい洋館が建っている。それは、徳川公爵が麻布飯倉に建てた個人図書館を移築したものだと言う。現在は、1階がサロンに、2階がレストラン南葵文庫になっている。
訪れた日は快晴だった。この洋館には、不思議と青い海が良く似合う。マティスの版画が飾られたサロンから見る風景は日本離れしていて、コートダジュールを思い出すと言ったらちょっと褒めすぎだろうか。ルレ・エ・シャトーに名を連ねているだけあり、洗練された雰囲気に包まれていた。
充分に建物の美しさを味わってから、魚がメインのランチを頂いた。せっかく海のそばなのに、オードブルには大好きなフォアグラを選んでしまった。このフォアグラはねっとりして香りも良く、とても美味しかった。こちらの魚のスープ(スープ・ド・ポワソン)はかなり個性的だ。フランスのものとは全く異なる味わいであった。青い海を眺めながら、いつも邪魔に感じる電線が視界に入らないことに気づいた。日本離れしていると感じたのは、そのせいかも知れなかった。
美しい洋館が取り壊されずに、新しい命を吹き込まれて甦っている姿を見ると嬉しくなる。嬉しくて、つい沢山写真を撮ってしまった・・・。
一軒家レストラン洋館レストラン、邸宅レストラン)
ヴィラデル1

この門を入ると美しい洋館がある
ヴィラデル2

ヴィラデル3

ヴィラデル4

美しいサロン
ヴィラデル5

ヴィラデル6

ヴィラデル7

ヴィラデル8

レストラン南葵文庫
ヴィラデル9

青い海が良く似合う洋館
ヴィラデル10

ヴィラデル11

フォアグラのコンフィ(テリーヌではないとのこと)
ヴィラデル12

さざえのエスカルゴバター
ヴィラデル13

魚のスープ
ヴィラデル14

平目のポワレ、バターソース
ヴィラデル15

イチゴのミルフィーユ
ヴィラデル16

熱海にいることを忘れてしまいそう・・・
ヴィラデル17



この日は、もう1つ熱海を代表する洋館を訪れた。それは大正時代に建てられ、名旅館として、太宰治をはじめ多くの文豪に愛された起雲閣の洋館である。現在は旅館の幕を閉じ、熱海市の有形文化財となり一般公開されている。この洋館は、幸福な洋館と言えよう。同じオーナーが経営していた金沢の白雲楼ホテルは、取り壊されてしまい、もうその姿を見ることはできない。白雲楼ホテルには、かなり前に泊まったことがある。スパニッシュ様式を取り入れたとても美しい洋館(和洋折衷様式)であった。様々な事情があり保存が難しいのも分かるが、これ以上、不幸な洋館が増えないことを祈る。起雲閣の保存を決めた熱海市の英断に惜しみない賛辞を送りたい。
キウンカク1

キウンカク2

3000坪に及ぶ敷地に和・様の建築が混在する
キウンカク3

キウンカク4

美しいステンドグラスが印象的なサンルーム(コンサヴァトリー)
キウンカク5

キウンカク6

キウンカク7

キウンカク8

キウンカク9

かつて旅館だった頃の名残りを見る
キウンカク10


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ボルム・レ・ミモザ(Bormes Les Mimosas)

カンヌ近郊にボルム・レ・ミモザ(Bormes Les Mimosas)という村がある。この一帯は野生のミモザが多く、2月にはミモザ祭りが行われるという。私が訪れたのは初秋だったが、花と緑が村には溢れていた。特別な観光名所があるわけではないが、よく手入れをされていて、非常に美しくフォトジェニックな村であった。緑のトンネルをくぐり抜けて、夢中になってシャッターを切っていると、一軒の家の前で、ワンちゃんがこちらをじっと見ていた。その姿もパチリ。
何故こんなにも、どこをどう切り取っても美しく感じるのだろうか。日本、いや、フランスでも、区画整理をされた国籍不明の新興住宅地に魅力を感じることは無い。曲がりくねった細い路地と、視界が切り替わるアップダウン、変化に富んではいるけれど統一された家並み。このあたりに、美しいと感じる秘密があるのではないか。
ミモザはその響きも含めて大好きな花だ。いつか、ミモザの季節に再訪したい。ミモザ街道と呼ばれる一帯を歩いてみたい。異国への憧れ、旅への想いは、果てしなく続いてゆく。
ミモザ3

ミモザ1

ミモザ4

じっとこちらを見つめていたワンちゃん
ミモザ2

ミモザ5

村から溢れんばかりの緑
ミモザ6

ミモザ7

ミモザ9


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ナプール城(Chateau de la Napoule) マンドリュー・ラ・ナプール(Mandelieu-La Napoule) フランス

カンヌ近郊の小さな海辺の町であるマンドリュー・ラ・ナプール(Mandelieu-La Napoule)に魅力的な城、ナプール城(Chateau de la Napoule)がある。20世紀初頭、アメリカ人彫刻家ヘンリー・クルーと建築家の妻マリーによって廃墟と化していた城が美しく再生された。紺碧の地中海に迫り出すテラス、ヘンリーの奇怪でユーモラスな彫刻のコレクション、マリーが手がけた庭園。城のガイドが説明をしながら案内してくれた。城の至る所に、個性的な美意識が貫かれていた。
城の主だった夫妻は、自分達が創り上げた夢の城の一角に、仲良く並んで波の音を聞きながら永遠の眠りに就いている。
ナプール1

紺碧の地中海に面して建つナプール城(Chateau de la Napoule)
ナプール2

ヘンリー・クルーの奇怪でユーモラスな彫刻が施された柱
ナプール3

ナプール4

ナプール5

ナプール6

ナプール7

紺碧の地中海に迫り出すテラス
ナプール8

ナプール9

ナプール10

マリーが手がけた庭園
ナプール11


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パラゴニア荘(Villa Palagonia)   バゲリア(Bagheria)  イタリア

ゲーテが「イタリア紀行」の中でパラゴニア荘(Villa Palagonia)を紹介しているそうだが、私は澁澤龍彦の「滞欧日記」を読んで、その存在を知った。
シチリア島パレルモ近郊のバゲリア(Bagheria)にある怪奇趣味の館は、特に庭園の壁に施された奇奇怪怪な彫刻が興味深い。奇妙な怪物たちが壁の上に並んでいる。グロテスクの一言で片付けられてしまいそうだが、私は妙に心惹かれる。これを美しいと表現するのは、語弊があるのかも知れないが、心惹かれる理由を他に表現する適切な言葉が見当たらない。ボッスの「快楽の園」、カラヴァッジオの「ゴリアテの首を持つダヴィデ」、ゴヤの「黒い絵」シリーズ、ジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」など挙げれば切が無いが、芸術には、世間の常識を超えたところに「美しさ」を見出すことが多々ある。そもそも美とは何なのだろう。私はすぐに美の迷宮、いや袋小路に迷い込んでしまう。表出される「美しさ」にはレベルがあると思うが、願わくば、「美」は絶対的で永遠普遍の真理であって欲しい。その向かう先が神であると信じたい。いつか、自分なりに理解できる時がくるのだろうか・・・。それにしても、何でもありのようにも感じる、現代の広範で難解な芸術にはさっぱりついてゆけず、置いてけぼりの状態である。遥かな時を経て真価を問われる時、未来の人々が評価を下すだろう。
私は澁澤龍彦の真面目な読者ではないが、彼が著書の中で紹介してくれた様々なものが好きだ。訪れてみたいところも沢山ある。一番行きたいのは、ヴィテルボの「ボマルツォの森」だ。ずっと前から行きたいのに、寿司で言うところのトロのように、なんだかお楽しみにとってある。
パラゴニア1

遥々こんな所まで来てしまったと感慨深くなる門
パラゴニア2

パラゴニア3

パラゴニア4

パラゴニア5

奇怪な彫刻が並ぶ
パラゴニア6

パラゴニア7

パラゴニア8


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醍醐寺の枝垂桜   京都

去年の春は、京都で桜を見ることができた。染井吉野には早かったが、醍醐寺枝垂桜が満開だった。それは見事な美しさであった。艶やかな枝垂桜がもっと好きになった。華やかに咲き誇って、潔く散る。桜の壮絶なまでの美しさは、散り際の美学にあるのだろう。
今年は、残念ながら京都へ花見に行けそうにない。鎌倉山の桜並木の下、降りしきる花吹雪の中を歩こうか。生あるものは全て、その終焉に向かってゆく。時は確かに流れ去ってゆくけれど、儚い夢のような美しさの中に、時を止めた永遠の美を見出す瞬間がきっとある。桜はそれを、そっと垣間見せてくれる。
醍醐寺桜1

桜がそっと教えてくれる
醍醐寺桜2

醍醐寺桜3

醍醐寺桜4

醍醐寺桜5

醍醐寺桜6

醍醐寺桜7


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ハイジの村 マイエンフェルト(Maienfeld) スイス

マイエンフェルトMaienfeld)は、ヨハンナ・シュピリの名作「ハイジ(Heidi)」の舞台とされる村である。村には、物語に出てくる家などが再現されている。
駅からハイジの家までの散歩道と、ハイジの家から遥か上にあるハイジアルプ(ハイジの山小屋)まで登る本格的なハイキングコースがある。以前訪れたことがある兄から、ハイジアルプまで行くと、「アルプスの少女ハイジ」の世界そのままの風景が広がっていると聞いていた。当然ハイジアルプまで登るつもりで、張り切っていた。ふもとのハイジの家には、日本のツアーがひっきりなしに訪れていた。そこからハイジアルプまで看板を頼りに歩き始めた。しばらく歩いたが、前にも後ろにも誰も歩いていない・・・。6月はシーズンオフではないはずなのに、人気がないのかしら。不思議に思いながら、ちょっと不安になってきた。前に延々続く道。「今ならまだ引き返すのは簡単だ。でも、せっかくここまで来たのに、見ないで帰るなんて嫌だ。」その場に立ち尽くしてじっくり悩んだが、やはり怖いので諦めることにした。がっかりしながらも、ふもとから眺める風景もとても美しかった。
マイエン1

ハイジの家に続く道から村の中心を見下ろす
マイエン2

マイエン3

マイエン4

口笛はなぜ遠くまで聞こえるの♪と口ずさみたくなる風景
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マイエン6

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かわゆ〜い♪
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ハイジが飲んでいたのとそっくり
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グランド・ホテル・ケーレンホフ(GRAND HOTEL QUELLENHOF)  バート・ラガッツ(BAD RAGAZ)  スイス

バート・ラガッツ(BAD RAGAZ)は、ハイジの親友クララが療養のために滞在した温泉リゾートである。私は町一番のホテル、グランド・ホテル・ケーレンホフ(GRAND HOTEL QUELLENHOF)に泊まった。「ハイジ」はフィクションだが、部屋のバルコニーから美しい山岳風景を眺めて、クララが泊まったホテルはここだなと勝手に想像してみた。全室スイートタイプの広くエレガントな室内も素敵だが、このホテルはバスルームが特に素晴らしい。香港のペニンシュラに泊まった時に、バスルームでテレビの音声が聞けることに喜んだが、ここのバスルームにはテレビが付いていた。テレビを見ながらゆっくり入りたいし、装飾が美しいスパへも行きたい。
まずスパへ行き、アーチが連なる優美なプールで泳いでからサウナコーナーに向かった。サウナに入ろうとして異変に気付いた。むむ?なんか様子が変だそ!ガラス越しに見えるのは、もしやおしりでは?振り返って前が見えそうになり、驚いて引き返した。うわっ!びっくりした!!なんと男女混浴(裸)であった。前出のボー・リヴァージュ・パレスやモントルー・パレスも水着着用してたのに。どっと疲れたせいか、プールサイドの寝椅子に横になると爆睡してしまった。全く何をやっているんだか・・・。
ケーレンホフ1

町一番のホテル、グランド・ホテル・ケーレンホフ(GRAND HOTEL QUELLENHOF)
ケーレンホフ2

ケーレンホフ4

部屋に用意された白い胡蝶蘭、ウェルカムフルーツ、生チョコ、ティーセットが嬉しい
ケーレンホフ5

ケーレンホフ6

バルコニーからの至福の眺め
ケーレンホフ7

バスルームはテレビ付き
ケーレンホフ8

ケーレンホフ9

ケーレンホフ10


グランド・ホテル・ケーレンホフ(GRAND HOTEL QUELLENHOF)はザ・リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドThe Leading Hotels of the Worldに加盟している。

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白いティアラ  ロコロトンド(Locorotondo)  イタリア

南イタリアプーリア州にあるロコロトンドLocorotondo)は離れて見ると白いティアラを思わせる美しい町だ。前出のオストゥーニからタクシーで行った。この辺りには魅力的な白い町が点在する。できれば、全てを制覇したいが、それは無理なので代表的な町を選んでまわることにした。
ロコロトンドはオストゥーニより規模が小さいので、攻略するのは容易い。まずは地図を見ながら歩いて全体像を把握する。その後は、足の向くまま気の向くまま白いラビリンスに身を任せる。自分でも不思議な程、細い路地を彷徨うのが好きだ。動物がぐるぐる歩き回ってマーキングをするかのように、うろうろ歩き回って写真を撮る。一通り歩いて、見て、美しさに浸って満足した。
私は海外旅行から帰国すると、地図を広げて、訪れた地名をピンクのマーカーで塗っている。ロコロトンドは持っているヨーロッパの地図には載っていなかったが、地図は大分ピンクに染まってきた。いつか、全てを真っピンクにしたい。ヨーロッパだけではなく、世界中・・・。途方も無い上に、だから何なんだという夢だけど、きっと旅好きな人には解ってもらえるだろう。
ロコロトンド1

白いティアラを連想させるロコロトンドの遠景
ロコロトンド2

ロコロトンド3

ロコロトンド4

ロコロトンド5

ロコロトンド6

白い町で印象的だったバロック装飾
ロコロトンド7

町からイトリアの谷を見下ろす

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白いラビリンス チステルニーノ(Cisternino) イタリア

ロコロトンドを見た後、チステルニーノCisternino)に向かった。インターネットで事前に調べた情報では、旧市街の入口が非常に分かりづらいとのことだった。入口は2ヶ所しか無いという。私はタクシーで行ったので、ドライバーに教えてもらい迷わずに入ることができた。だが、細い路地は他の白い町よりもさらに複雑に入り組んでいて、白い立体パズルの中に迷い込んでしまったかのようであった。彷徨っていると、信じられないような場所に道が繋がっていて、通り抜けることができた。ウキウキしながらトンネルを潜り抜け、階段を上がっては降りて、またトンネルを潜った。旧市街の面積は小さいはずなのに、いくら歩き回っても方向感覚が掴めず、道が覚えられなかった。結局、その白くて可愛らしいパズルは攻略することができないまま時間切れとなった。
チステルニノ1

白い迷宮への入口
チステルニノ2

チステルニノ3

チステルニノ4

チステルニノ5

チステルニノ6

チステルニノ7


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ナルシスが咲く丘 レ・プレイヤード(Les Pleiades)  スイス

モントルー近郊に、ナルシスが群生することで知られる丘、レ・プレイヤード(Les Pleiades)がある。レマン湖畔の町ヴヴェイから小さな列車に乗って行った。車窓からは、美しい山岳風景を見ることができる。緑の中に洒落た家が建っていて、この国の恵まれた環境を思う。
スイスの詳しい内情は知らないが、世界一物価が高い国とも言われ、一人当たりのGDPがベストファイブに入る豊かな国だ。とにかくいつも驚かされるのは、道路を横断しようとする時に、車が遥か彼方から徐行して止ってくれること。その徹底振りは素晴らしい。世界に名立たる観光立国としてのマナーなのか、豊かさから生まれる心のゆとりによるものなのだろうか。車窓を眺めながらそんなことを考えていた。
話が脱線してしまったので元に戻そう。列車は丘を上がって行った。ナルシスは満開で、可憐な白い花が一面に咲いていた。その様子から、ナルシスは「5月の雪」とも呼ばれている。頂上に着く頃、本当の雪が降りだした。ゆっくり散歩をしたかったのだが、日本の冬のような寒さに耐え切れず、早々に退散した。
プレイヤード1

美しい湖畔の町ヴヴェイ
プレイヤード2

プレイヤード3

プレイヤード4

プレイヤード5

ふもとと頂上では風景も気温も全く異なる。常に防寒対策が必要と反省。
プレイヤード6

ナルシスの群生
プレイヤード7


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ロマンモティエ(Romainmotier)   スイス

ローザンヌ近郊のロマンモティエRomainmotier)は、スイスで最も古い教会がある美しい村だ。ハチミツ色の石造りの壁に沿って村の中に入ってゆく。いつまでも歩いていたかったのに、村は想像以上に小さくてあっと言う間に1周できてしまった。どこか物足りない気持ちを抱いたまま教会に向かった。
教会では、ちょうどパイプオルガンの演奏をしていた。正式なコンサートではないが、そのリハーサルなのか、真剣な美しい演奏だった。大好きなバッハのトッカータとフーガ二短調も聴くことができた。音楽を聴いて、久々に、背筋がゾクゾクする程の感動を覚えていた。旅には時々、思いがけない素敵なサプライズが待っている。
ロマンモティエ1

緑の中の美しい村、ロマンモティエRomainmotier
ロマンモティエ2

ロマンモティエ3

ロマンモティエ4

ロマンモティエ5

スイス最古の教会だという聖ロマン教会
ロマンモティエ6

ロマンモティエ7


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京料理 菊水   京都

菊水は南禅寺の傍に門を構える料亭旅館である。
訪れた時は、ちょうど染井吉野と枝垂桜が満開の頃だった。料理の写真が残っていないので、その詳細は忘れてしまったが、点在する離れから美しい庭園を眺めながら美味しい京料理を頂くことができ、京の春を満喫した記憶がある。食後は、ゆっくり庭園を散歩した。小川作治兵衛の手による庭園には、丸山公園のものと兄弟と言われる枝垂桜がある。枝垂桜の下にすっぽり入って浴びた、春の麗らかな木洩れ陽は今も瞼に思い描くことができる。
菊水1

この2枚は通りすがりに撮ったもの、秋の様子
菊水2

菊水3

菊水4

菊水5

菊水6

菊水7


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プロフィール

Author:ちっち
海外旅行が大好きです。
これまでヨーロッパを中心に27カ国を訪れ、渡航回数24回、渡航日数409日間になりました。特にフランスとイタリアが好きです。
タイトルは永遠の夢でもある永遠の旅人にちなんでつけました。
どうぞよろしくお願い致します。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
当ブログに掲載されている写真や文章を転載・転用することは、固くお断り致します。

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