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私は特別温泉好きではないが、ヨーロッパの温泉には何故かとても魅かれる。深い緑の中に立ち並ぶ美しいパヴィリオンやホテルは、非日常を想起させる。贅を凝らした宮殿のような建築群には、フェイクではない本物の美しさがある。
イタリアの
モンテカティーニ・テルメ(Montecatini Terme)では、ボッティチェリの絵画のようなロマンティックな美しさを感じる。有名なドイツのバーデン・バーデンとは異なる趣がある。それは、どこまでも甘く優美だ。古代ローマ時代の神殿を思わせる列柱、女神の絵が描かれた回廊、白い大理石の飲泉台。私は、ピアノの演奏に耳を傾け、ゆっくりと流れる優雅な時間に身を任せた。いつしか、現代社会が様々な利益と引換えに失ってきた美について考えていた。科学が進歩して、確かに世の中は便利になった。でも、美については、現代が過去を超えているとは思えない。決して。
モンテカティーニ・テルメの中心となる施設

美しい・・・と思わず溜息が漏れる装飾

どこもかしこも美しい


ゾクゾクするほど美しい噴水 しばらく見惚れていた


本当にひたすら美しい(いい加減に我ながらしつこい)

白い大理石の飲泉台

クラシックからジャズまで無名のピアニストが演奏してくれた

天井画が美しいカフェで濃厚なチョコラータを飲むのも良い


町には、他にも魅力的な美しい施設が並んでいる。近郊には、フィレンツェやピサ、ルッカ、ピストイア、コッローディなど見所も多い。観光の拠点として滞在するのも良い。



深い緑に覆われた公園のような町から、高台のモンテカティーニ・アルトを見上げる
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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行