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ハンブルクは、ドイツ最大の港湾都市である。
宮殿のように美しい市庁舎やアルスター湖畔の風景を眺めていると、北欧へ旅した時の記憶と重なる。スウェーデンのストックホルム、デンマークのコペンハーゲン。町並みが似ているだけではなく、町の雰囲気も似ている。不思議と、町並みが異なる日本の都会にも似ている。それは多分、時間の流れ方、人々の時間に対する感覚が似ているからだろう。
ハンブルクで驚いたのは、信号待ちの時間が秒単位で表示されていること。ドイツ人の勤勉で厳格な性質が日本人と似ていると、しばしば耳にするが、その性質は時間に対する感覚から切り離すことはできない。頼んだタクシーが、約束の時間の5分前には到着して待っていること。ドライバーが歩行者になかなか道を譲ろうとしないこと。様々な場面で感じる時間への感覚。
旅の面白さの1つが、日常生活とは全く異なる世界を浮遊する感覚だとしたら、日常とできるだけ似ていない方が良い。私が、ドイツよりイタリアが好きなのはそのせいかも知れない。

美しい市庁舎とアルスター湖の風景

聖ミヒャエル教会の展望台から
ハンブルクの町並みを眺める


運河に面した赤レンガの倉庫街

ハンブルクでは珍しく風情のある通り


通りにある旧商工組合福祉住宅を見学した


どの店で食事をするか迷ったが、ちょうど通りがかった
オールド・コマーシャル・ルームで名物の
ラプスカウス(Labskaus)を食べた。ジャガイモとコンビーフ、玉ねぎを混ぜた素朴な船乗りの料理は、想像していたより美味しかった。

1795年創業、ビートルズも来店したと言う
オールド・コマーシャル・ルーム
名物の
ラプスカウス(Labskaus)

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テーマ:ヨーロッパ旅行記 - ジャンル:旅行