武蔵小金井駅に降り立つと、武蔵野の面影を残す都心とは異なる空気が流れていた。そこには、以前から気になっていたフランス料理の
TERAKOYAがある。門を入り石畳のアプローチを抜けると、広い庭園を持つ白亜のお屋敷に至る。途中、自家製のケーキやジャムを売る小さな店などがあり、訪問者の気分を盛り上げてくれる。お屋敷の中は積み重ねられた時だけが造りうる重厚な趣が感じられ、庭園を見晴らす洒落たウェイティングルームも本格的な暖炉を設えたメインダイニングもまた心地良い。キールの味も、トラディショナルでありながら且つ繊細な料理にもとても満足した。(
一軒家レストラン、
洋館レストラン、
邸宅レストラン)

自家製ケーキやジャムを売る店



ウェイティングルーム



アミューズ・ブーシュ、お食事前のひと皿 四種類のひとくちアミューズ盛り合わせ

帆立貝と地鶏の白いソーセージに生ハムとモッツァレラを添えて
野菜のテリーヌとともに、グリーンオリーブのソース

活け〆真鯛のポワレに昆布の旨味を纏わせて
紋甲イカとお米のクルスティアン添え、ソース・ブール・ブラン

上州牛サーロインのロティ、フォアグラとトリッパのルーレ
マルサラワインソースと野菜のエイグルドゥーズ

デセールヴァリエ 色々なデサートを一皿に盛り合わせて
正直こんな場所(失礼)にこんなに質の高いフレンチを頂ける店があったなんて、嬉しい驚きであった。
もともと
武蔵小金井まで来た本当の目的は、
江戸東京たてもの園を見学するためであった。
こちらには現在12棟の歴史的建造物が移築されており、たてもの好きにはたまらない空間となっている。明治村にははるか及ばないものの、多くの美しい歴史的遺産が失われてゆく日本においては貴重な試みと言える。いつかまた
TERAKOYAと共に再訪したい。

田園調布の家(大川邸)

大川邸の室内

当時の暮らしが偲ばれる路地裏。
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テーマ:フレンチ - ジャンル:グルメ